現代至高のシンガーソングライター、寺尾紗穂が約3年ぶりとなる待望の新アルバム『楕円の夢』をリリース。
あだち麗三郎、伊賀航、植野隆司( テニスコーツetc.)、森は生きている、オオルタイチなど、多彩なゲストミュージシャンを迎え、
楽器音、電子音、そして時に静寂がいくつもの焦点を結びながら、独自の歌世界を形作り、そこへ寄り添っていく…。
暖かながらも透徹した美を常に提示し続けてきた寺尾紗穂による、7作目にして最高傑作アルバムがここに誕生。
● 2006 年のデビュー以来、多くの音楽ファンから支持を集めてきた現代至高のシンガーソングライター寺尾紗穂。
2014 年公開の安藤桃子監督映画「0.5 ミリ」の主題歌提供や「パナソニックビューティー」TVCM の音楽担当などを通して更なる注目を集める中、
7 作目にして最高傑作といえる新アルバム『楕円の夢』を完成させた。
自身のピアノ弾き語りをはじめとして、あだち麗三郎(Dr.)、伊賀航(Bass) という緩急自在のリズム・レクションとの楽曲や、
インディーシーンで高い評価を得る若手バンド「森は生きている」を迎え制作された楽曲、
そしてオオルタイチやvapour trail によるトラックメイクと見事な融合を聴かせる楽曲など、
各アーティストの参加も魅力の、バラエティに富んだ収録内容となっている。
そして寺尾紗穂自身の歌が、タイトルの「楕円の夢」のごとく、さまざまに焦点を結びつつ変幻する図形のような多彩な音たちをアルバム全体を通して緩やかに調和していく。
●シンガーソングライター寺尾紗穂という「個」を強く印象づけながらも、時には聴き手に暖かく寄り添い、そして時には静かに時代を告発するような、研ぎ澄まされた歌々。
自身が呼びかけ人となりホームレス等の弱者支援のコンセプトのもと開催されている「りんりんふぇす」での活動などを通して、
社会が漂白されていくなかで取り残される者達や、しかしながらその中で力強く生き続けようとする者達へ、
歌うことによって手を差し伸べ確かな眼差しを注ごうとするその活動は、今まさに広く共感を集めつつある。
「中心」がひとつだけで違った形が存在し得ない円ではなく、周縁的に息づく様々なものよって復数の焦点と中心を結びながらも、
ゆるやかに形を変えていく楕円の世界。
そこで観られる夢は、おそらくあなたや、あなたと違ったあの人がそれぞれに見る美しい夢なのかもしれない。
「夢」が調和する音が、今きこえてくる。
繊細かつ豊かな唄心に富んだ傑作アルバムの登場!