もはや10年前の安彦良和作品。電子音が今聴くとチープだが,哀愁のある旋律が当時の記憶を呼び起こす。このどこか寂しげな音色と,やはりトーンの暗めだったストーリーとがシンクロしていたのか。メンタルな部分を意識していたアニメの時代を感じる1枚。