私は少年を、飼育 (か) っている。
舞台は大正、白河街。
ここは、特権階級の華族が住まう、選ばれし者たちの優美な街。
財閥の娘である貴女は療養の為に帝都を離れ、
白河街の小高い丘に建てられた 「 白百合の屋敷 」 に移り住むこととなる。
貴女はそこで六人の少年達と出会い、彼らを 「 飼育 」 することに ――
敵対する獣、威圧する獣、従順な獣、自由な獣、失った獣、壊れた獣 ……
涙なくしては語れない、彼らとの物語の結末とは ──
≪キャラクター紹介≫
【 伏美 メル 】
年齢 : 16歳
身長 : 168cm
体重 : 55kg
血液型 : AB型
趣味 : 毒物研究
好きな食べ物 : プリン
周りの人間をすべて憎み、壊れてしまった獣。
自傷のきらいがあり、度々問題をおこしている。
子供の頃、病人の母親に傷つけられた事で、
自分を傷つけることが表現になってしまった。
美しい人間以外は認めない。醜い人間は徹底してイジめる。
華族以外には侮蔑の感情を隠すことをせずに、度を過ぎた罵倒をする。
子供じみた悪戯をしかけることが多数だが毒物や猛禽類を所持しており、
ヤドクガエルが大好き。
色々なコンプレックスを持っている為に当たりが非常に強くかみつくが ―― 。
「 痛みだけがね、僕を僕でいさせてくれるんだ、止めないで…… 」
≪キャスト≫
メル : 岸尾だいすけ